バージョン 4.3.4

リリース日:2023年4月27日

CodeIgniter4 の 4.3.4 リリース

破壊的変更

動作変更

リダイレクトステータスコード

  • バグのため、以前のバージョンでは、HTTP/1.1以降を使用している場合、ステータスコードを指定していても、実際の リダイレクトレスポンスのステータスコードが変更される可能性がありました。たとえば、GETリクエストの場合、302が307に変更され、POSTリクエストの場合、307と302が303に変更される可能性がありました。

  • このバージョン以降、redirectでステータスコードを指定した場合、そのコードは常にレスポンスで使用されます。

  • HTTP/1.1以降を使用する場合、GETリクエストのデフォルトコードは307から302に修正されました。

  • HTTP/1.1以降を使用する場合、HEADおよびOPTIONSリクエストのデフォルトコードは303から307に修正されました。

  • $routes->addRedirect()では、デフォルトで302が指定されています。そのため、ステータスコードを指定しない場合は常に302が使用されます。以前のバージョンでは、302が変更される可能性がありました。

Forge::modifyColumn()

  • $forge->modifyColumn()が修正されました。バグのため、以前のバージョンでは、SQLite3/Postgres/SQLSRVでNULL/NOT NULLが予測不可能に変更される可能性がありました。

  • 以前のバージョンでは、OCI8ドライバはnullキーを指定しない場合、NULL/NOT NULLを変更しませんでした。

  • 現在はすべてのデータベースドライバで、nullキーを指定しない場合、$forge->modifyColumn()は常にNULLを設定します。

  • NULL/NOT NULLの変更が依然として予期せず発生する可能性があるため、常にnullキーを指定することをお勧めします。

非推奨化

  • **テキストヘルパー:** random_string()の型basicmd5、およびsha1は非推奨です。これらは暗号学的に安全ではありません。

修正されたバグ

  • **CURLRequest:** リクエスト間でレスポンスクラスが共有されていたバグを修正しました。

修正されたバグの完全なリストについては、リポジトリのCHANGELOG.mdを参照してください。